元クルマディーラーが教える中古車買取のコツと簡単な方法

元クルマディーラーが教える中古車買取のコツと簡単な方法

中古車の買取のコツと簡単な方法をちょっとだけ伝えます。

まずはじめに私は元国産メーカーの新車中古車を扱う販売店に勤務していました。
もちろん、大した業績もなくちょっとした喧嘩で、大好きな車の仕事から離れましたが、いまでも大好きです。

その時に実際に教わった内容などを少しお伝え出来ればと考えています。

余談が長くなりましたが、誰でも出来る簡単なコツは数点です。

1.中古車価格は年式と購入時期、走行距離、グレード、色で決まる

普通に当たり前という方も多いと思います。
実に当たり前ですが、さて細かい分け方はご存知でしょうか?

・年式と購入時期
2017年式、2015年式これは新車登録年のことですが、同時にモデルにも当てはまります。
年式の判定は半年毎です。1月から6月と7月から12月です。
逆に言うと6月と12月に登録することは査定時にワンランク下の扱いになり、1月や7月は数日の違いで価格がワンランク上になります。

また、同じ年でもモデルチェンジ前と後では扱いが変わります。
もちろん後期モデルの方が価格が高くなります。

・走行距離
基本ではありますが、走行距離は年式と合わせて上か下かで決まります。
細かくは言えませんが、5年5万キロを中心とし、6万キロ以上はこの価格、4万以下はこの価格みたいな形で決まります。
ですので、数百キロで価格が変わることはありません。
そのキロ数で変わると言ってくる営業はほぼ嘘です。

・グレード
それぞれの車のHタイプ Gタイプみたいな同じ車種内のオプションではない、決められた装備グレードです。
同じ車でも上位モデルと下位モデルがほとんど存在します(ワングレード展開というのもありますのでそれは別)
この場合、下位モデルが購入時にオプションで上位モデルに近い装備をして、ほぼ同価格になることがあります。
ですが、中古車の時はそれらオプションはほとんど価格に反映されず、ベースとなるモデル価格だけで判断されます。

簡単に言うと大量オプション仕様の下位モデルとほぼノーマン仕様の下位モデルは査定時のベースは全く一緒です。
もちろん若干は付与されることもありますが、ほとんどが一万から三万程度です。

・色
色はよくいうブラック、シルバー、ホワイトが査定時に有利設定です。
これは買い取った後売れる可能性が高い色だからです。
特にブラックはほぼ加点対象となります。

ただし加点の価格は多くて5万、普通であれば3万程度で、まれに他のカラーが加点になることもあります。
それは新車販売時に”とても”人気のあったカラーです。

場合によってはブラックと互角か追い抜くこともありますが、それはレアケースです。

車種によっては内装色でも差が出ることもあります

まとめ
年式には年数と価格設定周期、モデルチェンジ価格があります。
年式の次に価格帯が分かれるのはオプションではなく、あくまでもグレードであり、人気または安定色が高値をつけるということです。

2.価格は店舗で決まらない営業が決める

これもよく聞く話だと思います。
ですが、よく中古車買取の専門店は高い、ディーラーは安いという言葉がありますが、実は嘘です。

価格を決めてるのは店舗でも会社でもなく、営業と中古車オークション会場です。

査定はその場で店舗で決めてるわけではありません(多少は個人で行い、判断しているところもあります)
査定書に必要事項を書き、査定書をオークションに流し、返答を待ち、返答の来た価格から営業がいくらで出すか判断します。

ちなみにそのオークション会場は全国統一なので、どこで出そうとも返答価格はほとんど変わりません。
とはいえ、毎日大量に来るので、送るタイミングやその時々で同じ車でも数万程度は違うことはあります。

こんな経験がある
わたしの経験では同じ車種の同じグレードの同条件で一時間の差で3万程度価格が変わった場合もありますし、
同じ車でも一週間で逆に2万値上がりしたこともあります。
ですが、実際には上記の購入時期理由でほとんど短期間では価格は変わりません。

3.正規ディーラーは安いのではなく余力を残す

ディーラーの経験から言われてもらいますと、ディーラーの最初と途中の限界価格はまだ余力があります。

高年式や事故車など場合によっては値段がつかない車もあります。
その場合、海外などに出しそれでも数万の利益を出します。

営業が最初に言う限界価格や査定価格はほぼ余力があるので間違いありません。

では、なぜ買い取り店のほうが高いことが多いのか。

それは買い取り店は買い取るのみなので査定額だけで数値を出す。
ディーラーは代替車の大幅値引きという手のために査定額を低く出す。

実際に私は普通に買い取り店と同じ数字を出して下取りすることも多かったですし、可能です。

私は乗り換えなどの手間を考えると買い取り店よりディーラーで同じ数字を出してもらって、中古車を売り次の車を購入することをおすすめします。